アトピー肌のためのクリームの効果的な使い方
アトピー肌の保湿ケアで何よりも大切なことは、クリームをけちらずにたっぷり塗ること!
高価なクリームの場合、たっぷり使うのはもったいない…と思ってしまう方も多いと思いますが、それでは十分な保湿効果を得られないので、逆にもったいないことになってしまいますよ。
できれば1日2回、朝と夜に塗ってください。
塗る際は、肌にすりこむのではなく、やさしく伸ばすように塗るようにしましょう。
入浴後に塗るときは
アトピー肌は、乾燥との戦いといっても過言ではありません。
お風呂を上がった瞬間から、肌の乾燥は始まっています。
なので、バスタオルで全身を拭く前に、アトピー肌の症状が出やすい部分だけ軽くタオルで水分を吸い取りましょう。
やや水滴が残っているくらいがちょうど良いですよ。
その肌にアトピー肌向けの保湿クリームをたっぷりと、やさしく塗り広げていきましょう。
お風呂上がりは、お湯で温められたことで肌の水分も普段以上に蒸発しやすくなっているので、できれば3分以内にはアトピー症状が気になる部分の保湿ケアは終わらせておきたいものです。
朝、塗るときは
朝、起床した時に肌が異様にかゆい…ということはありませんか。
それは、皮膚の常在菌である黄色ブドウ球菌などが異常繁殖してかゆみを引き起こしているからです。
なので、まずはシャワーを浴びて石けんで肌を清潔にしてください。
水やお湯だけでは黄色ブドウ球菌などは落とせないので、必ず石けんを使用しましょう!
シャワーを浴びなかったり、洗顔をしないままで保湿クリームを塗ると、黄色ブドウ球菌などが肌についた状態のままになるので、あまりおすすめしません。
かゆみがひどくなり、肌を掻き壊してしまったら、炎症がひどくなってしまう場合も…。
ただし、かゆみなどの症状が軽い場合は、シャワーを浴びずに濡れタオルなどでやさしく患部を拭いてから保湿クリームを塗ってもOKですよ。
クリームと外用薬、どっちを先に塗る?
炎症がひどい場合には保湿クリームを塗らず、まずはステロイド剤などの外用薬で状態を改善させてください。
炎症がおさまってきたら、外用薬と保湿クリームを併用して塗っていくのがおすすめです。
では、外用薬と保湿クリーム、どちらを先に塗れば良いのでしょうか。
炎症が少ない肌には、最初にステロイドなどの外用薬を塗ると健康な部分にも成分が吸収されてしまい、副作用のリスクがやや高まるので、先に保湿クリームを塗ると良いでしょう。
一方、炎症がまだある肌に先にクリームを塗布すると、ステロイドなどの外用薬の吸収が邪魔されてしまう場合がありますので、先に外用薬を塗ってください。
とくに入浴後は肌への吸収率が高まるといわれているので、自分の肌の状態を見て、どちらを先に塗るべきかを考えて塗るようにしてくださいね。